クラス頁の作成が保護者の要望によって形態が様変わりしています。
保護者から写真、コメント、氏名の掲載をNGとする要望が増えています。
対策としては、年度当初に写真、コメント、氏名の承諾書を実行委員会会長、PTA会長、学校長の連盟で全家庭数に出すことです。
その結果によってどういう形での掲載が良いかを決めていきます。
Aのケース 承諾書に保護者、児童本人の承諾のサインと印鑑を押して全て回収しました。
Bのケース 学校便りの一面に承諾に関する文章を載せるか、別にA4サイズのお便り(連名の)をだします。
相談のある方は締め切りの期日までに副校長先生、教頭先生申しでる、その結果申し出のない保護者、児童にたいしては承諾したと解釈する。
*ほとんどがBのケースになります。
学校やPTAの方々の理想は集合写真+氏名+コメントですが、結果によって以下のように対応しました。
1 集合写真のみとします。(写真掲載NGの児童は外します)
1-1コメント、氏名の掲載は当然のごとくありません。
2 コメントのみにします。(写真掲載NGが多数の場合)
2-1 コメント+氏名 コメント+名前のみ コメント+イニシャル コメント+名字 コメントのみ の5種がありました。
3 集合写真+コメント+氏名と従来のようにします。(ただし写真、コメント、氏名それぞれNGの場合はそれのみを掲載しない)
3-1クラスによって上記( )内のNG部分がありうる、つまり見た目は全部3要素があるように見えるが個人個人はどれかが掲載していないことがあります。
4 クラス頁そのものを無くします。
4-1 記念誌を副読本として地域と学校の歴史のみの掲載として新3年生から使える教材として発行しました。
4-2 児童の動画を撮影し、それの上映会を行い承認された後にDVDとして発行し、家庭数で配布しました。(予算はPTAより拠出、来賓には配らず)
5 式典当日配布する記念誌からクラス頁分を外します。(来賓に渡すのにクラス頁は必要ないと判断し、来賓には配布しませんでした)
5-1 後日学校側がクラス頁のみの冊子を発行しました。(別冊として、その場合プラスとして、式典や祝賀会の様子の写真を撮ってそのページを作成して掲載する)
5-2 後日PTAとして臨時周年号としてクラス頁を載せた広報誌を発行しました。(〃)
以上の様々な対応策でここまで進めてきました。
ここ5~6年の対応策を紹介しました。承諾をとらずに保護者からのクレームで記念誌を回収、再発行した小学校もありましたので、それだけは避けないといけないと思いました。