記念式典物語6-航空写真(人文字)

校長室や玄関に飾ってあるパネルが大概人文字か学区域全景ですがそれが航空写真です

都内の学校相手の会社は数社ありますが若干うまい下手があります

全員集合の並び方を見るときちんとしていれば腕がいいのが分かります

航空写真の料金はフライト料金を賄うために撮った写真を販売して補いますが、ただし児童数が300人以下だと販売数が少なく限られるので、別途基本料金をいただかないと赤字になります。販売は撮影終了後1週間程度で学校様に見本と集金袋が届き一定の期間で締め切り、集金にうかがいます。

地域によって売れる売れないがあります。地域を限定すると御幣があるので避けますが、西高東低です。

人文字は図案をいただいてから2週間前後でお届けして、何年何組がどこに並ぶかが一目瞭然に分かり、かぶりものも用意されています。ビニール製、紙製、板製と会社によって異なります。図案は学校から支給された校章や児童から募集したものをいただいて児童数に合わせて人文字にしたり、書き文字にしたりします。

図案のオーケーをいただいたら後は当日を待つだけで天候の心配だけになります。当然雨なら延期、曇り空でも調布飛行場の管制官からの許可が出ないと飛べません、時間は午前の撮影なら9時前後に決定します

ほとんどが午前中しかも3時間目の撮影が多いので中休みにかぶりものの用意をして待ちます、指示を受けて順番に校庭に出て所定の場所に並び、飛行機が上空に来るのを待ちます、指示を受けてもっている表示板を持ち上げて4~5分で撮影は終了です。

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