記念式典物語16-歴史&年表

歴史部分は一番時間がかからない方法は前回の記念誌に最近10年間を足す方法です

仮に10年前がB5サイズでも、その本をコピーして読み返して修正の赤を入れればそれが原稿になります、更に写真元の写真を探さなくても、その本からスキャンして使うのがほとんどです(探すより早いのと、10年前の資料がどこに保存してあるか分からないためです)ただしその本の紙質が光沢紙の場合は画質がさほど落ちずに済みますが、それ以外の上質紙ですとかなり画質が落ちます。運よく前回の資料が見つかり、その中に当時の写真がある場合はそれを使います。

次にレイアウトですが、縦書きは右から始まり上半分年表、下半分写真とその解説文、横書きは両サイドに年表、見開き真ん中部分に写真を入れると見やすくなります。

文字データが無い場合は前回、又は過去の記念誌をお借りして文字を読み取ってデータ化して編集します

この部分がモノクロのページになるケースが多いです

これに割くページ数は2~30年の歴史ですと2~4ページ、4~80年で6~8ページ、それ以上でも6~10ページ前後に収めています

特に注意する点は年表作成時に本当にあっているかを学校要覧等で確認すると結構異なっていてそのために確認作業が発生することもあります。50周年、100周年の区切りですと特にその作業が必要です

歴代校長先生をこの中に収めて写真も掲載する学校もあります(昭和何年第何代校長着任など)それらも過去の記念誌から使うか、校長室の額写真をスキャンしての方法もあります

他には児童数、クラス数の変遷もその中に織り込むケースもあります、特に年表に載せる事象が少ない学校ですと工事関係を入れて、歴代校長をいれないと間が持ちません

このページを担当するのはベテランの先生をあてるケースが多いですが、若い先生にも知ってもらうためにも担当になってもらうのもひとつの方法です(2人一組ー若手&ベテランーがベストです)

 

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